愚陶庵の人気商品、急須・ポットを徹底解析!
愚陶庵の人気商品、急須・ポットを詳細解説!
急須・ポットを選ぶとき、デザインやシルエットに加え、気になるのは”機能”
作るとき、ここに気を付けてる!ここ、こうしてます!そんな細かいところを今回はご紹介致します!
愚陶庵のポットの種類
まずは、自分が作っている、大まかな、急須・ポットの種類・形状です。
・横手タイプのオーソドックスな急須
・後ろ手(ハンドル)タイプ
・後ろ手(ハンドル)タイプ+三つ足
・後ろ手(ハンドル)タイプ+三つ足+バンブーシリーズ
上記の形状でクチの形が筒タイプとペリカン口と2種類あります。(クチの形状は後で更に詳しく説明します)
クチの形状と取手の形状
愚陶庵の急須・ポットのクチの形状は大きく分けて2パターンあります。
筒状の口とペリカン口です。それぞれの構造で何が違うのか、ご説明いたします。
ペリカンクチ
ペリカン口の一番のメリットはその構造から、茶こしが凄く大きな面積で作れる事です。茶こしの面積が大きいという事は茶葉の詰まりが軽減できるという事です。緑茶は本来、お湯の温度を下げて、時間をかけてお茶を出して、器に注ぐのが理想ですが、日常生活では電気ポットから直接、急須やポットにお湯を注ぐ機会が増えるのは現代生活の現状ではないでしょうか、そうすると、どうしても茶葉が沈み切る前にお茶を注ぎますので、茶こしが詰まりやすくなります。茶こしの大きなペリカン口はそのような状況でも詰りが軽減されます。
やはり、デザインはもちろん使い勝手もポット、急須の魅力の一つです。水切れなど凄く意識し、制作しています。
筒状のクチ
オーソドックスなクチの形状です。ペリカン口と比べますとやはり、茶こしの面積は少なくなってしまいます。しかし、水切れに関しては、切れの良いクチが作れます。愚陶庵の筒状のクチはなるべく大きく面積が取れるように意識しながら制作を行っています。また、なるべく茶葉の詰りを軽減させたいのでクチ自体を本体の上部に付けるようにしています。その為クチが短かめなのも特徴です。
茶漉しの穴の大きさ、茶こしを別パーツで作るのか、本体に直接穴をあけるのか、その時々、出来上がっている本体の形など見て、試行錯誤で制作しています。
また、見えない部分では茶漉しの一番下の部分に最後の水が残らないようになるべく下向きに穴をあけています。
横手の急須、取手の構造
横手の急須の取手はクチに対して直角にはついていないのです。手首を自然に返すとクチが自然と真下を向く位置につけています。
中国茶、烏龍茶、等の急須は後手が多いです。卓上で使う事がほとんどで、後手の形状が多いようです。一方、日本の卓上と言えば高さが低く、時には畳の上などで使う事も、そこで、横手の急須が生まれたという話があります。後ろ手のポットなどはそう言う意味でも、紅茶など、Tパックなどを使っても違和感なく使えるのでしょうか。
販売中のポット、急須
価格
¥3850~
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